爬虫類革のアイテムを保管する時のポイント
毎日使うお財布などの場合は別ですが、爬虫類革の小物やバッグ、靴はお出かけ用の「おすましアイテム」と
して、靴箱やクローゼット、タンスなどの中に眠っている期間が比較的長いのではないでしょうか?
大事な時に使おうと、大切にしまっておいたはずが・・・
いざ出してきてみたら、なんかベタベタしている、前はなかったところにシミが、なんとカビが生えている
なんてトラブルを発見されて、慌ててレザーカフェに駆け込まれる方が本当に多いんです。
しばらく使わないという場合には、次の3点に気をつけてあげてください。
1.ブラッシングやからぶき、専用ケアグッズなどで、お手入れしてから保管をする
デイリーケアと同じ方法で構いません。
表面にほこりや汚れ、雑菌が付着したままの保管がトラブルの原因になります。
バッグやお財布の場合には、内側のほこりも払い、軽く拭いておかれることをおすすめします。
2.湿気対策を忘れずに
実はバッグ購入時に入っているネルなど厚手の袋は保管には適していません。
より通気性がたかく、でもしっかりとほこりや紫外線を除けてくれるものとして・・「不織布」がおすすめです。
お洋服などを買った時に包んでもらう、うすーい、でも丈夫なあの素材です。
不織布の保管袋 (レザーカフェでも大好評販売中です♪)
不織布の袋に入れて、できれば除湿剤も活用して保管します。
なんといっても日本の住宅の湿気事情は劣悪です。梅雨に限らず革にダメージを与え続け、かびや
ベタツキなどのトラブルを引き起こします。
特にバッグの内側のべたつきトラブルが多く、「外側は全然きれいなのに・・」と残念な思いになることが
あります。
内側にも除湿剤を入れておかれると安心ですね。
高機能炭の調湿消臭グッズ「フォー・バッグ」
3.保管場所に気をつけて・・
そして保管場所は、できるだけ湿気の少ない場所に。
玄関は雨が続くとひどく湿気ますので、玄関周りは避けたほうが賢明です。
他にもお風呂や台所、水槽のそばは避けましょう。
また、たまに風にあてて様子をみてあげられるように、奥にしまいこまないことも鉄則です。
不織布に包んであれば、クローゼットの上段などに出しっぱなしでも良いくらいです。
「あらー、そういえばこんなの持ってたんだった。」と存在を忘れてしまうことの対策にもなりますね(笑)
そして、さらに保管場所も定期的に除菌をしておくことで、カビが全部にうつって大発生ということを
防ぐことができますね。
100%天然成分ですから、革にも安心して使えます。
脱臭効果もありますので、こもったニオイもすっきりします。
ちなみに、この森から・・除菌効果が認められて、O157対策として
外食産業や病院の中の給食センターでまな板や生ものにかけて使われているツワモノです。
これで、にっくきカビも、撃退!
(もちろん、スプレーしたら30分ほど置いて、乾燥してからしまってくださいね)
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