クリーニング屋さんに出す?出さない?で迷うことありませんか?
今までにこんな思いをしたこと ありませんか? ■革製品をクリーニングに出そうとするとお店から断られた ■とても高かったのにクリーニングに出してもぜんぜんシミが取れなかった ■お店の人に相談してクリーニングしたかったけど「わからない」と言われた ■クリーニングしてなんかゴワゴワして帰ってきた ■取れないとあきらめているシミがある、あのバッグ・・。 思い出の品だから何とかしてもう一度愛用したい ■オークションでブランドバックを買ったけど色落ちがひどくて このままじゃ使えない! ■片側だけ日焼けしてしまってどうしようもない |
どんな基準で、クリーニングに出すか、ホームクリーニングするかを判断すればいいのか?
そこで「レザーとクリーニング」について、実際にクリーニング店を長年営業されている方
(スタッフの実家のお母さま)にお話を聞いてみました。
インタビュー形式で。 ク:クリーニング屋さん ヨ:吉田 ヨ:もうすぐレザーやムートンなどをクリーニングに出される方が増えますね。 ク:そうなんですよ。 でも、実際には自分の店でクリーニングするわけじゃないので、専門の業者さんにお任せします。 ヨ:でも、出される際にいろいろ質問をされるんじゃないですか? ク:たしかに高価なものほどみなさんご心配のようです。 ただ、私たちにきいてもらっても、扱ったことがないタイプのものはうまくお返事できないですし・・。 シミとりや変色しているものについては、クリーニングだけでは難しいことが多いので その点をお話しすることが多いです。 ヨ:例えば、今年買ったレザーウェアの場合、実際にはクリーニングに出すべきかどうか・・ どう思われますか? ク:基本的にレザーウェアのクリーニングは3から5年に1回で十分だと思います。 今年買ったものは、家で手入れしておかれるだけでいいんじゃないかと。 ひどく汚れた場合をのぞいては、正直そんなに毎年出さなくても・・と思うこともありますよ。 やはりクリーニングによる質の劣化が無いとは言い切れませんし、費用も高いですからね。 ヨ:なるほど。 逆に、クリーニングを断るケースとしてはどんな場合が多いですか? ク:先ほどの明らかな変色やシミがある場合もそうですが 合成皮革のものは原則お受けしていないんです。 ヨ:えっ?意外ですね。 合成皮革のもののほうが扱いやすいようなイメージがありますが。 ク:そうなんですけど。違う生地の上に革に似せた素材を張り付けてある ものが多いので、まれにクリーニングではがれやすくなってしまうん ですよ。 |
と、いうことでした。
と、いうことでハッピーバリューコム流「クリーニングに出す基準」はこんな風にまとめてみました。
買ってから5年以上たつのに、クリーニングしていないので一度さっぱりしたい。 部分的にファーが使ってあるので自分ではお手入れしづらい 何年も着る予定の上質なニット(ウール・カシミヤ)、マフラーなど 内側の汚れや臭いが気になっている スエードなどで、色落ちも一緒にプロに修理してもらいたい。 |
逆に、上記にあたらないレザーウェアやレザーアイテムについては自分でお手入れをして
しっかり保管されるのが良いと考えます。
特に合成皮革のものや、しっかりした素材の牛革コートなどは
ぜひ自分でケアしての保管をお試しになってください。
◆クリーニング屋さん直伝 賢いクリーニングの出し方◆
以前にもお話ししたと思います。
ハッピーバリューコムのとあるスタッフの実家はクリーニング屋さん。
子供のころ店番のお手伝いをしていたという彼女ですが
今も地元では評判のクリーニング店として2店舗営業しているそう。
そこで、是非専門家のお話を・・とずうずうしくも冬物の保管について
お電話で取材をさせていただきました。
なるほど!とためになるお話ばかりだったので、いち早くあなたの
ご参考にしていただければと思い、お届けします。
題して【プロが勧める 春のクリーニング必勝法】、スタートです。
「クリーニング待ち」アイテムを大きい紙袋に入れたりして
自宅で待機させてしまっていませんか?
厚手のニットや、真冬向けのアウターなど、「もうこの冬は着ない」と
判断したなら、溜めずにこまめにクリーニングに出しましょう。
汚れたままで窮屈な場所に置いておくのは、シミ・カビ・シワのトラブルのもとです。
お願いする場合には、「普通に全体をクリーニングしてもらえばOK」なのか
「気になる汚れやシミを落としてほしいのか」をはっきりとお店の方に伝えることも重要です。
先の1番とも関連してきますが、クリーニング店はお彼岸明けから異常に忙しくなるそうです。
そういえば春休みになって、学生服も一斉にクリーニング店に集結。
結構無理な納期であせって作業することも多いんですって。
そうなると、私たちも受け付けの際に聞いてみたいことも聞きづらくなってしまいます。
実際、同じクリーニングの機械の中に、通常よりも多めの量の洗濯ものを詰め込んでしまうこともあるそうです。
もちろんレザーやファー関連は、お店で作業せずに委託先に送るわけで
その委託先の数は限られています。
年に一度の集中時期ともなると、当然クリーニングにかかる期間も長くなり、
「うちでは扱えません」なんて返事さえも、返ってくるのが異常に遅くなってしまったりします。
クリーニングの戻りが遅いと、いつまでもクローゼットが片付かず
「ただいま衣替え中・・・」の期間が長くなってストレスも溜まりますね。
これは当然のことといえますが、ボタンやベルトなどの管理はしっかり。
高級な貝ボタンやデザイン性の高いボタンは、もしクリーニング中に
取れてしまっても代わりを見つけるのは至難の業。
コートのベルトなども、外して「これも一緒に」としっかり口頭で確認してお願いしたいもの。
スタッフが子供のころ、お母さんが良く取れかかっているシャツのボタンを縫いつけていたそうですが、
繁忙期にはなかなかそんな親切な対応も難しいでしょう。
セルフチェックしてからお店に持っていきたいですね。
これは私が一番聞いてみたかったことです。
最近は「おしゃれ着洗い」の洗剤がたくさん売られていて、ほとんどの素材は家で洗えそうな・・・。
実際、ニットはクリーニングに出したほうがいいのでしょうか?
専門家の答えは・・
「2、3年着られたらOKという普段着ニットは家でもOK。
でも、長く楽しみたいお気に入りや、アンゴラ・ウール100%の
ものは、絶対自分で洗わないで!」
その理由は、毛素材の特徴にあります。
毛の素材の表面は水をはじき、内側は水を吸いやすい。
そのため、水を使うとどうしても部分により収縮具合が違ってしまい
毛の表面のうろこ状の面が毛羽立ってしまいます。
その結果、うろこがからみやすくなって、フェルトのように収縮してしまいます。
だから、たとえば何かの理由で表面をひどく汚してしまったとしても
クリーニング屋さんに気を使って水洗いしたりせずに、乾いた布で
表面の汚れをぬぐったら、そのまま早く持っていくほうが良いそうです。
クリーニング屋さんでは、水を使わずに油で「ドライクリーニング」します。
部分的に水を使わなくてはいけない場合も、極力毛に負担をかけない特殊な
液を使うので、自宅で水洗いするのとでは素材への負担が全然違うんです。
この週末にでも「これはクリーニング屋さんにお願いしよう!」というニットを選別して、
今のうちに余裕を持ってお願いしちゃうのもいいですね。
これは、クリーニングの仕上がりとは関係ないのですが、専門家からのアドバイスです。
ニットの毛玉が気になる場合には
クリーニングに出す前に、毛玉をとっておくのがいいのでは?
おすすめのプロ仕様毛玉取りブラシはこちら
この時期お店でこまめに毛玉を取ってもらうのは難しいことが多いし
仮にそのまま帰ってきたと考えて・・・
せっかくきちんと整ったニット、毛玉取り作業でまた触ったり伸ばしたりしちゃうのは、勿体ない。
帰ってきたら、さっと袋から出して、防虫剤と一緒にしまうのがいいんじゃないの?ということでした。
最近は部屋でペットを飼っている方が増えているので、衣類にもペットの毛が付着していることが多いそう。
洗濯槽の中をペットの毛が、他の方の衣類と一緒になってじゃぶじゃぶ回るわけで、
クリーニング屋さんとしてもいつも気になっちゃうそうです。
そのせいで毛が他の洋服に付くということはあまり無いのですが
実際にクリーニングの作業をされる際にも毛は舞うわけで、できればささっと
ブラシで払ってからお願いするのがマナーなのかなと思ったりします。
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