大切にしまいすぎて、出してみたらベタベタ!
というトラブルが本当に多いんです。
バッグのトラブルのうち、「使わない」時に起こる保管トラブルほど悲しいものはありません。
大事にしようと、購入時に包まれていた薄紙やネル生地っぽい保管袋に入れて・・箱に入れて・・。
しっかりしまっているからこそ、通気性が損なわれてしまい、
湿気の影響で内側の素材がベタベタしてしまうんです。
内側は汚れてもお手入れしやすいよう、重さも軽い合成皮革やナイロンが使われることが多く、
思ったより湿気に弱いんですね。
湿気で傷む「カビ」の一種とも言えますし
スニーカーなどで良く耳にする「加水分解」と同じようなものと考えていただいて良いでしょう。
実際、特にルイヴィトンのバッグなどはこのようなトラブルが後を絶たず
リサイクルショップでは「内ベタ」とか「中ベタ」と呼ばれ、大幅に買い値が下がるそうですよ。
さて、あなたがもしそんな”内ベタバッグ”をお持ちなら・・・
どうぞこの先を読み進めてみて下さい。
「そんなにひどく無いけれど、ペタペタなんとなくべたつく気がする」 もし、そう気付かれたなら、まだ早い段階で発見できて「ラッキー」です。 まだそれくらいのレベルなら、お手入れで比較的簡単に修復できます。 ムース状のクリーナーコロニル レザーソープを布にピンポン玉大ほど取り 布になじませて、バッグの内側を拭きます。 そのあとはバッグの内側に新しい空気が入るように通気しておくように しましょう。 |
コロニル レザーソープ 200ml 1,575円 |
手で内側を触ると、手に内側の素材が付着するような場合には、 実はお手入れで修復する手段がありません。 もちろん上でご案内した方法を試すことはできますが 触った部分がはげてしまって、かえって見た目にひどくなる可能性も。 ルイヴィトンなどのカスタマーサービスでご相談をされると、 「内側のみ張り替え」というサービスも用意されている場合がありますので、 聞いてみられるのもいいですね。 それが難しい場合には・・・ 原始的なアイデアで恐縮すが、バッグの内側に不織布の袋や布製のきんちゃく袋のようなものを入れ、 その中に持ち物を入れるということもできます。 |
内側に汚れや雑菌が付着していると、余計に痛みやすくなります。 濡れたハンカチが入ったまま・・ なんてバッグには過酷な状況です。 使い終わったバッグは、すぐに中身を全部出し、 小ぶりなブラシでほこりや汚れをかき出すようにブラッシングしておくと安心です。 もちろん一緒にバッグの外側、持ち手、金具の周辺も ブラッシングをしておくといいでしょう。 |
ルボウ 馬毛ミニブラシ 525円 |
内ベタトラブルを防ぐための一番の方法は、なんといってもしっかりと良い環境で 保管してあげることが一番。 もちろんバッグ自体のカビ対策にもなりますので、 除湿はしっかりしておきたいところです。 購入時に付属していた保管袋も、場合によっては通気性が悪いものがあります。 その場合は、素敵な保管袋は別用途で活用しましょうか。 そして 不織布などを活用して、ほこりや雑菌をよけつつ、通気は保つという、 優しい保管を心がけてあげて下さい。 バッグラックに入れて、通気を保つのもひとつの方法ですね。 (↑関連サイト:バッグ保管のコツのページが新しく開きます) もちろん保管場所にもご注意を。 玄関や、キッチン・お風呂場近くは避けて、できればしっかり除湿剤も入れて 保管してあげることをおすすめします。 さらに、保管する場所を決めるうえでのポイントがもう1つ。 「奥にしまいこまないこと」 梅雨の合間の晴れの日、雨が続いたあとの快晴の週末には、さっと取り出して 通気やチェックができるように、目に付く場所に置いておくといいですね。 |
おすすめは見た目もスタイリッシュ 除湿効果も高い「炭草花」シリーズ バッグ用の除湿剤もあります |
このページでご案内した内容で是非少しでも早くケアしてあげて下さい。 エナメルやパテント素材のべたつきでお困りなら、 こちらのエナメル素材のトラブルページへどうぞ。 ケアグッズご注文の際に「早めに」とお知らせいただければ、 できるだけ早くお届けできるよう手配させていただきます。 また、素材が特殊な場合や、どのケアグッズを使ったらいいのか 判断がつかない場合などは ご遠慮なく電話0120−557−804やメールにてお問い合わせください。 (画像をお送りいただく場合はメールでお願いします。) |
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