もともと水に強くない革素材。
突然の雨など、水分が部分的に浸透して跡が残ることも。
「今度は先に防水!」と誓いつつ、できる限りの対処法を・・・
革のバッグやウェアは雨の日には持たないように気をつけている方が多いと思います。
それでも、急に降りだした雨や、不意にこぼした水やかかった水によるトラブルは、後を絶ちません。
もともと水にぬれることを想定して加工されている革靴と バッグやお財布、
ウェアなどの革アイテムとでは、水に対する強さが違うようです。
もちろん、このようなことを避けるために、新しいうちから防水スプレーで保護すべきですが
シミになってしまった段階では、そんなことを言っても仕方ありません。
色が濃くなる雨ジミは、原則元に戻すのは難しいことが多いのですが
それでもあきらめずに自分で試してみる手段をいくつかここでご紹介しようと思います。
たとえば、まだ濡れたばかりの場合には、革の様子をよく見てください。
濡れて色が濃くなった部分が、5分10分とたって少しずつ色が薄くなってきていますか?
それとも、濡れた部分に落ちた水分が多くて、その部分だけ革がふやけたようになっていますか?
もし、色があまり変わらない場合や、ふやけたようになっている場合には、そのままくっきり水ジミになって
しまう可能性が高いと考えたほうがよいでしょう。
「革の状態を極力均一に保ってあげる」という観点で言うならば、荒療治ですが濡れていない部分も
湿らせたきれいな布で拭いて、濡らしてしまうというのもひとつの方法です。
もちろん濡らすことで革にはダメージがありますので
水分と一緒に抜けてしまう栄養分を、乾いた後にしっかり補いお手入れしてあげることをお忘れなく。
濡らし過ぎはもちろん良くないですし、この方法が全ての革に適切だというわけではありません。
ですが、くっきりとシミが残りよりは・・とお思いならば、試してみる価値はあります。
特にルイヴィトンのヌメ革部分に水ジミはつきもの。 あーシミになっていると気づいても、「焼けたら目立たなくなるかも」なんて甘い期待を抱いて 放置してしまう方が多いようです。 ![]() ![]() きれいに焼いて経年変化を楽しむためにも、できれば早い段階で水ジミを目立たなくしておくのが得策。 まだ新しいものの場合には気が引けるかと思いますが、 時間のたったもの、または多少ヌメ革の色が濃くなってもシミが目立たないほうがいい!という場合には こんな方法を試してみてください。 まずは、消しゴム状のクリーナーソフトガミで優しく輪郭をぼかすようにこすってみます。 ![]() 続けて「デリケートクリーム」という乳白色のクリーム状クリーナーを布になじませて、塗りこみます。 ![]() ヌメ革が濃くなりましたが数分である程度戻ります。 この時点で、水じみの部分と他の部分との色の差が以前より目立たなくなります。 ただ、クリームに含まれる栄養分の影響で、革の色はお手入れ前より濃くなります。 デリケートクリームを塗る際には、ヌメ革全体に塗られたほうがいいですね。 上記の2つのステップは、2,3度繰り返していただいても、1日置いてまたトライされても構いません。 他にもベルトの汚れや持ち手の汚れにも効果的です。 下のベルトがケアしたもの、きれいになっただけでなく、革の質感も変わったのがおわかりになりますか? ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() あきらめていた水ジミも、お手入れ次第で目立たなくなり、生き生きと蘇る可能性があります。 早速試してみようとお考えなら、今ご案内していますバッグ用のトライアルセットがお役にたてるはずです。 ![]() ソフトガミとデリケートクリームはもちろん、お手入れ用のクロスや、おていれの基本がわかるマニュアル付き。 お試し価格として18%OFFの3,300円にて、送料無料でお手元に届きます。 ![]() 詳細およびご注文はこちらのページへ今すぐ! もちろん単品でもお求めになれます。 |
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ヌメ革やデリケートレザーにも安心して使える 優しい&力強いクリーナー コロニル デリケートクリーム ヌメ革、アニリン染め、ナッパレザーなど、 デリケートな革にも安心して使えるクリーナーです。 表面の自然な風合いを保ちながら、汚れを落としてくれます。 用途:ハンドバッグ・靴・革小物 色:無色 使えない革製品:爬虫類革・エナメル・起毛革(スエード・ヌバック) 50ml 1260円 |
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消しゴム状の革専用部分汚れ落とし コロニル ソフトガミ 部分汚れをこすって落とすゴム状ケアアイテム。 優しくこすると角の黒ずみや持ち手の手垢、 ついたばかりの汚れが面白いほど取れます。 ヌメ革などのデリケート革でも安心の革ケア必需品。 使用素材・対象 : 表皮革・エナメル革のバッグ、 サンダル・靴ウェアなど幅広く使用できます。 サイズ : 外寸 約6cm×3cm |
靴の雨じみトラブルというのはそんなに多くありません。
ですが雨にびっしょり濡れたせいで、底から水を吸い、アッパーの革に染み込んだような雨じみは
ちょっと対処が難しくなります。
と、いいますのも底からあがってくる水には、接着剤や染料など水以外のものが混ざっているため
一般的にはほとんど修復は難しいと思います。
この写真の靴も、海外出張の際にズブ濡れになり、そのまま置いていたため色が濃く残ってしまっていますが・・
実はお手入れでこんな風に復活しました。
使ったのは、キズと色落ちトラブルのページでもご紹介したカラー補修クリームです。
色見本・ご用命はこちら>>
綿棒などを使って根気よくもとの革の色と合わせたクリームを塗りこむことで、ここまで修復可能と
実際に試したお客様に教えていただきました。
もしよろしければ、貴方も自分での修復にトライしてみませんか?
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