革のホームクリーニング
革のジャケットやコート、春になったらクリーニング。
毎年、近くのお店にクリーニングに出されている方が多いようです。
今までにこんな思いをしたこと ありませんか?
■革製品をクリーニングに出そうとするとお店から断られた
■とても高かったのにクリーニングに出してもぜんぜんシミが取れなかった
■お店の人に相談してクリーニングしたかったけど「わからない」と言われた
■クリーニングしてなんかゴワゴワして帰ってきた
■取れないとあきらめているシミがある、あのバッグ・・。
思い出の品だから何とかしてもう一度愛用したい
■オークションでブランドバックを買ったけど色落ちがひどくて
このままじゃ使えない!
■片側だけ日焼けしてしまってどうしようもない
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「やっぱり革製品って扱いにくいわ」って
あきらめてしまわないでください!
レザーカフェでは、保管前のケアは自分で行う「ホームクリーニング」をおすすめします。
革製品は汚れないようにするベースケアと
月に1回くらいのデイリーケアをしていればぐんと汚れにくくなります。
シミやひどい汚れなど特に問題がない場合は、自分でお手入れしてみませんか?
保管をする前には、とにかく汚れを取ってあげることが重要です。
まずは今の革の状態を念入りにチェックしてみましょう。
あきらかに汚れていたり、シミになってしまったり
着るのがちょっと恥ずかしいくらいに色落ちしていたりする場合には
保管前ケア以前の問題としてお手入れが必要です。
それが大前提です。
では、目だった汚れは無いという場合についてお話します。
ポイントは、全体的に簡単なクリーニングをすること。
そして保管の環境を整えること。
★起毛革の場合はお手入方法が異なりますので詳しくはこちらのページを見て下さい。
★今年流行したムートンのジャケットのお手入れは、ムートン専用ページにて
【ジャケットやコート類など革衣服】
今年も革のジャケットやスカート・パンツが流行したので、冬のワードローブとして
頻繁に着用された方が多いのではないでしょうか?
簡単クリーニングをするのはもちろんですが、この場合靴やブーツほどには
汚れがついていないと考えられます。
乾いた布や馬毛ブラシで表面のほこりを取るだけでもいいかもしれません。
ただし、襟ぐりや袖口には人の脂が、ひじや裾には汚れがつきやすくなります。
その部分のみ軽く汚れ落としと保革をしておくのがいいでしょう。
そこでおすすめするのが、大人気1909シリーズの「レザーローション」です。
革にしっとり栄養を与えてくれます。
これを布にとって袖口などを拭き、その後の布で全体を軽く拭いておくのがいいですね。
1909 Leather Lotion
1909レザーローション
ケアをシンプルにできるのは 品質の高いケアグッズだからこそ
主な効果 |
栄養を与える・保湿・ |
使えない
革製品 |
起毛革・爬虫類・エナメル |
量 |
100ml |
価格 |
2100円 |
世界でも最高級の品質を誇るコロニルのケアグッズの中でも 「最上の」1909シリーズの革用ローションです。
レザーミルクとアロエヴェラを絶妙のバランスで配合しているからこそ、スムースレザーに優しく浸透
適度に栄養を与えてくれます。
しばらく使っていないバッグや革小物も、このローションで表面のほこりをさっと拭き取り、同時に保湿して、通気してあげると
次使うときも良いコンディションで活躍してくれそうです。
また、部分的にすれたような汚れが見つかった場合は、ソフトガミ(消しゴム上のケアグッズ)で
優しくこすってあげると取れる場合が多いですね。
そして必ず数時間以上陰干ししてから保管場所へ。
タンスなどに折りたたんで入れておくのは極力避けて、通気性の良い不織布の
衣装カバーに入れて吊るしておきましょう。近くには除湿剤をお忘れなく。
【がさがさや、部分的な色落ちが気になる場合】
レザージャケットの色落ちの場合、通常市販されている皮革用色染めスプレーは
おすすめできません。 着色性は抜群ですが、一度使ってしまったら、革独特の
風合いが無くなりがさついたイメージになってしまいます。
あくまでも革の為の革にやさしいお手入れでお願いします。
この場合は革の風合いも損なうことなく、栄養分を与えつつ補色しましょう。
コロニル1909シュプリームクリームデラックスを使用します。(色が合えばラッキー)
かさつきをしっとりさせるのが目的なら色々使える無色がおすすめです。
1909シュプリームクリームデラックス(コロニル)
100ml入り 2,940円 外寸7.5cm×7.5cm
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主な効果 |
しっかり栄養を与える・保湿・クリーニング |
使えない革製品 |
起毛革・爬虫類・エナメル |
量 |
100ml |
価格 |
2625円 |
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柔らかい綺麗な布に適量馴染ませ、その布で全体を拭いて下さい。
ディアマンテご使用の際は、部分的に塗るの事は避け、全体に均一に伸ばし
革に浸透したらきれいな布でよく乾拭きしてください。
しっとりとした風合いはそのままで革の自然なツヤを与えながら補色します。
あくまでも着色ではなく補色ですので、定期的なお手入れが必要になるでしょう。
ディアマンテの成分の中にはシダーウッドオイルと呼ばれる自然の植物から抽出した
オイルが配合されております。 このオイルが革にしっとりとした風合いを与えるのですが、
また同時に耐水効果も与えてくれる逸品です。
【過ぎたるは及ばざるがごとし】
もう1つ保管前のケアで、通常のケアと違って気をつけるべき点として
ケアグッズを塗りすぎないようにしましょう。
お手持ちのケアグッズでお手入される方もいらっしゃるでしょうが、特にクリーム
タイプのものをたっぷり塗って保革したり防水スプレーを十分にスプレーする
必要はありません。
かえって十分に浸透する前に収納することになってカビのもとを作ってしまったり
ベトベトしていたらほこりがつきやすくなったりします。
ここでおすすめしているようなさらっとクリーニングをして
日陰干しをしてから保管される事をおすすめします。
プレミアムローションを使われたS井さんよりいただいた感想↓
「ローションといっても、水っぽくなく程良い感じだったので、伸ばしやすくて 塗りやすかったです。"すーっと染み込む感じ"というのも、その通りだと思いましたし、これならスムースレザーに使用しても塗りムラの心配もなく良さそうだな、とも思いました。
古い財布だったので、油断して、他社の革の手入れ用クリームを使用してしまった為に、最近までベタついた感じがあって それが嫌でした。
ところが、コロニルのグッズを使用しましたら、ちゃんと染み込んでくれてそれと同時にベタつきも取れましたし、しっとりとしたツヤがあって感触はサラサラとした感じになったので、これからも大切に使っていこう≠ニ思い
ました。」