まず靴の底やコバ(側面部分)のほこりを払う
せっかくいろいろお手入れしても、後で靴の底を見てみたら泥がついていたらイヤだし
第一ケアの途中で服や手が汚れがちなので、まずは砂汚れを払います。
ココでは馬毛ブラシを使いました。
大きめで毛もしっかりしているので頼れる存在です。
ひたすらブラッシング
ヌバックやスェードのケアに欠かせないのが「生ゴムブラシ」。
♪レザーカフェ♪ では靴用のスェードブラシとバッグ・衣服用のベロアボーイがあります。
★詳しくは起毛革ケアのページをご覧下さい★
今回はスェードブラシでとにかくブラッシング。
これでほとんどの汚れは取れちゃう。
上の写真のつま先近くの白い汚れはブラッシングで十分取れました。
ここでのコツは、四方八方にブラッシングすること。
できれば生えている方向に逆らうように。
プロは一足のシューズを100回とか200回とかブラッシングするそう。
そこまでは疲れちゃうけど、一箇所につき20回がんばりました。
その甲斐あって起毛の風合いが出て、ふかふかした感じに。
ヌバックはこの「やり甲斐」がたまりません!
クリーニングと栄養補給を
ほこりなどは落ちたので、後は栄養を与えてあげたい。
見えていない汚れも残っているかも・・。
ということでドレスインプレグニーラーを使いました。
片足の片面にしゅーっとスプレー。
乾く前にブラッシングでなじませて、別の場所へ。
簡単簡単。
今回は無かったのですが・・。
ここでもし、部分的な色落ちや、つま先の部分の傷みがあったなら
ベロアヌバックスプレーがおすすめです。
黒や茶の無難な色は揃っていますので
ドレスインプレグニーラーと同じようにスプレーし、生ゴムブラシで
なじませてあげれば、色合いが鮮やかになります。
ベロアヌバックスプレーに合う色が無くてもがっかりしないで。
無色のものにも「色の復元」効果があります。
全体的に色がぼやけた感じなら、オススメです。
仕上げは・・
やっぱり生ゴムでブラッシング。今度は毛並みを整える意味合いが強いです。
スェードブラシには、側面にナイロンのブラシもついているので、最後に毛並みを
揃えるのはこっちのほうがうまくいきます。 |