ブーツ お手入れのポイント
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今年もまたブーツの季節がやってきました!
新しく買い足して、出番を楽しみにされている方も多いのでは?
ここでは、ブーツのお手入れについてケース別に詳しく見てみたいと思います。
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新しいブーツを買ったなら・・ |
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まずは他の革製品と同じです。
ウォーターストップスプレーをまんべんなく十分にスプレーしましょう。
起毛革ならベロアヌバックスプレーのほうがベター。
ロングブーツなどは、当然ながら革の面積が広いので、それだけトラブルに まきこまれる可能性が高いってもんです。
他に、爬虫類革・エナメル素材が使われているブーツの場合にはその部分は必ず専用のケアグッズでお手入れを。
水をこぼしちゃった。油汚れがついちゃった。という時に、しみこんで取り
返しのつかないシミになってから後悔したのではもう遅い。
まずは革自体を汚れや水に強くするベースケアをお忘れなく。
そうすれば表面に汚れがついてしまっても、取れ具合が全然違います。
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汚れ落としと保革は? |
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靴よりも革の範囲が広いから、余計に汚れが目立ちやすく、また乾燥にも弱いブーツ。
シワというお悩みが多いのも特徴的です。
数回履いたら、表面には砂埃や余分な油分、化学物質などの汚れが間違い無く付着していますから
早めに取ってあげましょう。
はじめにスプレーを十分にしていますから、柔らかい布やブラシでも汚れはある程度落ちますが
せっかくならしっかりクリーニングしてあげたい。
簡単ケアがモットーの当メルマガとしては、同時に革に栄養をあげるのはもちろんのこと
防水や防塵効果も欲張って1度に済ませたい。
でもって、範囲が広いんだから手を汚したりせずにさっさとケアしたい。
今まで靴はウォーターストップチューブでのお手入れをおすすめしていたのですが
チューブの先のスポンジでクリームをロングブーツに塗り広げて、更に からぶきをするのは、実はちょっと大変。
全部にチューブの成分を塗りこもう とすれば、おのずと部分的に進める事になるわけですが
(全部一気にやっちゃ うと、はじめにクリームをつけたところが乾燥しちゃっている)
どこまでやっ たっけ?ということになりがち。
そこで今回おすすめしたのが
「ムースタイプ」のほぼブーツ専用のクリーニング兼 保革剤「シンケアー」
バッグやコートのお手入れに人気のプログレスムース
と同じような使い勝手&効果をブーツや靴にもたらしてくれる嬉しい一品です。
スムースレザーはもちろん、合皮やゴム製ブーツのケアにもバッチリ。
これからは、表革ブーツのお手入れはこのシンケアーにおまかせです。
シンケアー
200ml
1470円
その他の素材の場合
★スェード(起毛革)・・ドレスインプレグニーラーと生ゴムブラシ
★爬虫類革・・エキゾティックフォーム
★エナメル加工革・・・ラックスプレー
で、クリーニング・保革をします。
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美しいフォルムをキープしつつ、シワ・カビを防ぐ・・ |
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そうやってシンケアーでお手入してある限り、革自体はいつもしなやかでつややかに保たれているはず。
後は形をどう保つかという問題だけですね。
ロングブーツは半分に折れるところがクセになってシワ・変形をおこしやすいし、ショートブーツは足首の部分や
ジッパー周辺のシワが結構目立つ。
実際、ある程度のシワは仕方が無いとは言え、1週間以上履かないような時は保管方法に是非気をつけたい。
まかり間違っても折れたまま長期保管なんてしてしまうと、シワはもちろんそこに湿気がたまりやすいので
カビが併発する可能性大です。
毎年おすすめしているバネの入った本格的なロングブーツ用ブーツキーパーは
これまたドイツ製で、入荷したら「待ってました」と売れる人気ぶり。
専門店さんがブーツの展示の際に使われたり、お客さんに薦めるためにと購入されることも多い
玄人好みの一品です。
あなたの大事なブーツが、玄関でおじぎしたり、寄り添ったりしないように
ブーツキーパーの情報をお届けします。
→→
ブーツジェットキーパー<パール> (独:Pedaq)
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片手で使えて、適度な張り感
ゴージャスなパールゴールドのブーツジェットキーパー
1ペア お値段:一足2,310円(税込)
お買い得3足セット 3ペアセット通常6,930円⇒6,300円
さらにお買い得
5足セット 通常11,500円⇒なんと10,500円(税込)にて
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颯爽と、快適に歩くために |
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新しいブーツを履くのって嬉しいですよね。
「あ、そのブーツ買ったの?」なんて友達が言ってくれるかも。
靴よりも存在感があるし、全体のファッションのイメージも変えて くれる。足も温かい…。
ん?でもなんか歩きにくいなあ。こんなもんかなあ。
貴方のブーツの中で貴方の足は泳いじゃっていませんか?
特にヒールの高いタイプの場合だと前に足が滑っていませんか?
このブーツの中の余分な空間こそが、貴方の足を苦しめます。
でも案外、ブーツの歩きにくさ=当然と思っている人が多い様です。
もちろんファッションの一つとしてブーツは素敵ですが、 そのせいで歩きにくかったり、足が痛くなったり
するのは何だか履物として本末転倒というか・・そんな気がするのです。
対策としては、やはりインソールをうまく使う事。
通常の靴よりも蒸れやすいブーツの中のことだから、天然皮革のものを 選ぶのはもちろん
脱臭・抗菌効果もあると嬉しいところですね。
ここで、『ブーツに入れるインソール選びのポイント』です。
まずはそのブーツの形状に注目しましょう。
ヒールは高いですか?
甲の部分は厚め(高め)ですか?薄め(低め)ですか?
そしてあなたの足との相性で言うと、全体的にぶかぶかしますか?
足先は割ときちきちですか?
以前は足先がぽっこり大きくなっているタイプが多く出ていましたが、
最近はそうでもなくシャープな感じのものが多い様に思います。
この場合、足先の厚みにはもともとあまり余裕が無いのに、厚めのインソールを入れてしまうと圧迫感が強く
窮屈になり逆に足に良くありません。
その場合は「シスター」や「レディ」がおすすめです。
特にヒールの高いものだと前すべりがひどく、なんだか前につんのめってしまうような感じがして、不安定で
歩きにくい場合がありますね。
これも何とかしてあげないと、歩き方がおかしくなりますから、そのせいで膝や腰が痛くなったり、もちろん足先が
痛くなったりします。
全体的に足が泳ぐ様に思ったときは、その名も「ブーツ」がおすすめです。
是非自分の足やブーツの状況を良く見てみましょう。
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気になる臭いの対策はエチケットです |
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なつかしのストレッチブーツが大流行した年には、そのブーツを履いた後の臭いが話題になり
ニュースなどでも臭いを計る測定器で「納豆よりもくさーい」なんて言っていました。
空気がこもって足がむれてしまうので仕方がないといえばそうなのですが
ロングブーツもまた強烈な臭いの元になります。
人前で靴を脱ぐ機会もあるんだから何とかこの悩みも解決したいものです。
方法としては、消臭スプレーや臭いを吸収するインソールの使用 と
使用後にきちんと陰干しをすることなどが考えられます
レザーカフェでは声を大にしておすすめする消臭除菌スプレーがあります。
ひとりでも多くの人に、革にも人にも優しいこのスプレーを知っていただきたいと思います。
詳しくは森から・・のページでどうぞ。
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